「21世紀の浄土真宗を考える会」ブログ(アーカイブ)

親鸞会除名後、多くの方に浄土真宗を伝え2012年7月にご往生された近藤智史氏のブログ

小問答 その1

2009/01/16(金)
ありそうで、なさそうで
でも、やっぱりありそうな会話。

X:近藤、お前信心決定したそうだな。
私:はい、信心決定しましたよ。
Y:いつしたの?
私:はぁぁぁぁぁ?今何を聞かれたんですかぁ?
  何を聞いたか分ってるんですかぁ?
  親鸞聖人や蓮如上人もそんなことどこにも
  おっしゃっていないでしょ。
  そういうことを聞きたがるのを迷っているって
  言うんですよ。
  難しく言うと、一念覚知の異安心って言うん
  です。
Z:そんなに簡単に信心決定できるのか?
私:いつ簡単に信心決定できるなんて言いましたか?
  泣き泣き求めた人に、信心決定したということが
  あるんですよ。
  泣き泣き求めた「から」ではないですよ。
  分っておられるでしょうけど。
Z:どうすれば、信心決定できるの?
私:これこれこういうことをしたら信心決定できる
  ということは間違い。
  信心決定するには信心決定しなければなりま
  せん。
  日本語になっていないですけど、自力は一切間に
  合いませんので、こういう言い方になります。
  自力を捨てて他力に入るということですね。
X:なんかお前が言っていることを聞くと、やっぱり
  例の「安心問答」を読んで信心決定したとかなん
  とかという噂があるけど、どうなんだ。
  (文法めちゃくちゃだけど、会話ですので勘弁)
私:(えらく、Xさん高圧的だけど、そんなに信心決
  定したことが悪いことなのかなぁ。まぁいいや)
  えっとですね。
  さっきも言いましたように、○○を読んでとか
  □□で(所属や場所)とかじゃないんですよ。
  阿弥陀仏に救い摂られるんですよ。
  ただ、それだけですよ。
  でも「安心問答」はいいブログですから、Xさん
  こっそり読んで下さい。
 (「こっそり」って本当は必要ないんだけどなぁ)
  匿名ですから質問してもいいんじゃないですか。
X:分った。それはもういい。
  それで、お前、例の京都のなんとか会と関係ある
  のか?
私:えっ?
  そりゃ、同じ日本に住んでますし、平成の時代に
  生きてますし、浄土真宗って看板掲げてますし…
X:そういうことじゃない!
私:ん?
  だ・か・らぁー
  関係無いといえば無いし、有るといえば有る。
  私とXさんだって関係無いといえば無いし、
  有るといえば有るでしょ?
  (本当は関係持ちたくないんだけど…)
   ↑これ煩悩ね
X:なんとか会に行っているかどうか聞いてるんだ。
私:ああ、そういうことね。
  それならそうと初めから言って下さいよ。

  大事なことは最初に言わないと…
  後出しはだめですよー

  では、お答えします。(あらたまって)
  今までは一度も行ったことはありません。
  でも今後も行かないとは言えません。
X:んん?どういうことだ。
私:たとえばね、Xさん。あなただって、昔
  京都の本願寺に何度も行ったことあるでしょ?
  キリスト教の教会にも行ったことあるでしょ?
  奈良の大仏だって観光で行ったことあるでしょ?
  浅草の東本願寺にも行ったことあるでしょ?
  (まてよ、もしかしてないかも?まぁいいや)
  「行く」ってそういうことで、真実信心を求めて
  とは限らないでしょ?
  私も以前、取材で天理教の本山へ行ったことあり
  ますよ。
  そういう指示をされましたので。
X:……

To be continued

なお、この会話は完全なフィクションとは言えず、
実在の人物・団体・事件と関係あるかどうかは、
読者のご想像にお任せします。