2009/12/15(火)
稲城選恵和上
蓮如さんはね、もう徹頭徹尾けんかは嫌ったんです。ですから、もし蓮如上人がおいでになっていたら、石山戦争は絶対無かったそうです。賢い方ですからね。これは京都大学の赤松という先生がね、歴史の先生が言うてましたね。蓮如上人がおいでじゃったら、絶対に石山戦争は無かったと言うてました。もうどんな理由があろうと、戦争や争いは避ける、避けた御方ですから。これだけ、争いを嫌った方はおらんじゃろう。ですから、他宗・他人に対してもね「路地・大道・関渡り・船中で、はばかり無く仏法を讃嘆してはいけない。」と言われています。こういうことを言うたり、沙汰したりすると、争いの本・争いの種になるからです。反対派がどんな事言うか分からんからです。
親鸞学徒はこの詩(頼山陽の「抜き難し 南無六字の城」の漢詩)を覚え、縁ある時に吟じ、この史実を人に語れば、尊い仏縁になることだろう。(親鸞会顕正新聞平成21年12月1日号 11面)
などと石山戦争を賛美している人達がいますが、どうでしょうかねぇ。