「21世紀の浄土真宗を考える会」ブログ(アーカイブ)

親鸞会除名後、多くの方に浄土真宗を伝え2012年7月にご往生された近藤智史氏のブログ

蓮如上人の精神

2009/12/15(火)

稲城選恵和上

如来をきく』稲城選恵師の話より

 蓮如さんはね、もう徹頭徹尾けんかは嫌ったんです。ですから、もし蓮如上人がおいでになっていたら、石山戦争は絶対無かったそうです。賢い方ですからね。これは京都大学の赤松という先生がね、歴史の先生が言うてましたね。蓮如上人がおいでじゃったら、絶対に石山戦争は無かったと言うてました。もうどんな理由があろうと、戦争や争いは避ける、避けた御方ですから。これだけ、争いを嫌った方はおらんじゃろう。ですから、他宗・他人に対してもね「路地・大道・関渡り・船中で、はばかり無く仏法を讃嘆してはいけない。」と言われています。こういうことを言うたり、沙汰したりすると、争いの本・争いの種になるからです。反対派がどんな事言うか分からんからです。


 親鸞学徒はこの詩(頼山陽の「抜き難し 南無六字の城」の漢詩)を覚え、縁ある時に吟じ、この史実を人に語れば、尊い仏縁になることだろう。(親鸞会顕正新聞平成21年12月1日号 11面)
 などと石山戦争を賛美している人達がいますが、どうでしょうかねぇ。